スクリーンといえば、天井についてある巻上式スクリーンをイメージされるのではないでしょうか。実は、スクリーンには様々なタイプがあります。
電動で巻き上げるタイプ、設置工事が不要な床に置いて使用するタイプなど、設置する場所や目的に応じて選ぶことができます。
スクリーンを設置する場所が無い!といったことも耳にしますが、設置方法を工夫することで、スクリーンを設置することができます。
スクリーンを選定する際、大切なことがあります。それはご自身が使用する用途に合わせつつ、設置する環境に設置が可能かどうか検討して選定することです。
サイズを検討しても賃貸住宅で工事ができないとなれば、天井設置などはできません。一方で置くだけのスクリーンなら設置できるかもしれません。このように、スクリーンのタイプを知ることで、商品選びの選択肢が広がります。
スクリーンのタイプは設置方法で分類することができます。主な設置方法は天井設置、壁設置、床置き設置、伸縮ポール設置、マグネット面設置などです。
これらを知ることでマッチするスクリーンが選定できます。
天井面に設置する方法です。
また、スクリーンを直接天井に取り付けるタイプや掛け図タイプのように、天井面にフックを設置し、スクリーンを掛けて使用するタイプもあります。
壁に取り付ける方法もスクリーン設置では王道です。壁付の主なタイプは電動巻上、手動巻上スクリーン、張込スクリーン、掛図スクリーンです。
壁面に直接設置するタイプです。電動巻上スクリーンや手動巻上スクリーンを設置します。使わない時は巻き上げて収納できるため、お部屋のイメージを損なうことがありません。
張込タイプのスクリーンを壁面に設置する方法です。張込スクリーンは収納することができません。映画館のようなイメージで、ホームシアターの専用ルームで使用されるケースが多いです。
壁面にフック等を取りつけて、掛け図タイプのスクリーンをフックに掛ける形で設置する方法です。軽量で手で巻き取れるため、使用しない時は収納できます。ホームシアター入門者にも広く使用されているエントリースクリーンとして人気です。
設置工事ができない場合に人気のスクリーンです。持ち運びもできますので、ビジネスシーンの会議室の持ち回りやイベントなどでも便利なスクリーンです。
床に置いてスクリーンを立ち上げて使用するします。
インストールが不要で置くだけで使用できるフロアスタンドタイプのスクリーンです。スクリーンの設置のために天井設置工事や壁面の設置工事が不要で、最もお手軽に使用できる方法です。
一人暮らしのワンルームタイプのお部屋でも良く使用されています。使用しない時は収納できる点が非常に便利です。
室内(天井)に穴を開けることなく、伸縮可能なエクステンションポールを使用してスクリーンを取り付ける方法です。突っ張り棒のイメージで床面と天井面に棒を渡し、棒にスクリーンを取り付けます。掛け図スクリーンなど軽量なスクリーンを採用します。
マグネットシートのスクリーンであれば、磁力が利くマグネットパーテーションに設置できます。 学校教室の黒板やオフィスのマグネットパーテーションなど磁力の利く壁面にも使用できます。特にオフィスシーンでは近年人気のスクリーンです。軽量で持ち運びも可能なため、複数の会議室で持ち回りで使用することもできます。