憧れのシアター専用ルームではどのようなスクリーンがオススメでしょうか。機構選び、生地選び、マスクの有無など、スクリーン選びのポイントがいくつかあります。それでは1つずつポイントをチェックしていきましょう。
スクリーンの機構とはタイプのことと理解して頂けると分かりやすいかと思います。スクリーンには電動スクリーンや手動スクリーンなど様々なタイプがあります。シアター専用ルームにおけるスクリーン機構のおすすめは、張込スクリーンとサイドテンション電動スクリーンです。
ホームシアター専用ルームが作ることができるのであれば是非、張り込みスクリーンをおすすめいたします。
映画館のようなスクリーンが自宅で実現可能です。
張り込みスクリーンはスクリーンの理想形で、スクリーンを多くのスプリングで止めるスプリングテンションを採用することで、抜群の平面性を誇ります。超短焦点プロジェクターにも対応しています。
続いておすすめスクリーンはサイドテンション付き電動巻上スクリーン「TP」です。
サイドからテンションをかけることで高い平面性を確保し、カールも防止します。カールとは生地の両端が丸まる現象です。
主張しないシンプルなデザインはおしゃれなシアタールームを演出します。
生地はOS SCREENの最高峰生地レイロドール(生地型式:HF102)を採用。映画に良い浸れる最高品質のスクリーンで、非日常のシアター空間を演出します。
生地は4K対応のハイエンド生地を選択しましょう。専用のシアタールームで非日常のひと時を過ごすのであれば、スクリーン生地は最高ランクをおすすめします。ご自宅や別荘などの専用ルームではプロジェクターは4K、8K対応を選ばれることが多いでしょう。サラウンド環境は5.1ch、7.1.2や7.1.4など立体音響効果システムなどにも拘りたいところです。その環境にマッチするのは最高の映像を映し出す本物の4K8K映像に対応する対応のスクリーンです。
近年、4K対応の輸入もののスクリーンが市場に溢れています。しかし、4K8K対応とは何なのでしょうか?
OS SCREENの考える4K8K対応スクリーンについて「こちら」で詳しく紹介しています。
OS SCREENは4K8k対応スクリーンとしてレイロドール(生地型式:HF102)、ピュアマットⅢCinema(生地型式:WF302)があります。スクリーンを作り続けて70年以上のオーエスが自信をもっておすすめする最高傑作です。
レイロドールは世界初のHDR適合スクリーンとして誕生しました。映像ソース及びプロジェクターの進化に合わせ、スクリーン生地も進化する必要があります。HDR適合という大きな課題をクリアしたHDR映像が享受できる自信作です。
ホットスポットを抑え、拡散型の特性に、反射型と回帰型の特性も備えた第4の幕面として広階調型を実現しています。
ピークゲインは2.7と非常に高い値と保ちつつ、ゲインが1.0を下回った後も下降曲線は穏やかで、自然な映像が再現されます。
また、裕外交が入った場合にもビーズのように回帰させる特性があります。
スクリーン裏面のブラックバックコーティングと表面のファブリック及び、特殊コーティングにより仕上げられています。白が伸び、黒が締まる映像は多くのシアターファンを虜にしています。
OS SCREEN伝統のファブリックスクリーン「ピュアマットシリーズ」のハイエンドモデルです。2000年に登場したピュアマットは空気感を感じるスクリーンとして長年シアターファンを魅了しています。
自然で落ち着きのある映像再現は「何も足さない、何も引かない」をコンセプトとしたロングセラー商品です。数々の改良を重ねて完成したWF302は、従来のピュアマットの糸の太さを半分にし、ランダムな生地表面の織目を1/4まで微細にし、非常に柔らかで癖のない素直な映像を再現します。
ピークゲインは1.0、広い視野角を有した4K対応の拡散型スクリーンです。
スクリーンの周囲には黒い部分のマスクありスクリーンと全面がスクリーン生地のマスクなしスクリーンがあります。
マスクの有無には理由があり、用途に合わせて選ぶことになります。
マスクありスクリーンの場合、マスクがあることで、映像の投写範囲が限定されます。よって投影する映像のアスペクトによっては余白ができることになります。もちろん、マスクなしでも余白ができますが、マスクありはマスクがあることで、余白が目立ちます。下の写真をご覧ください。それぞれ映像ソースのアスペクトにより余白ができることになります。
マスクなしでは余白が目立ちません。(って方向の余白はどうしても出てしまいますが・・・)
マスクの有無により映像の見え方が違います。人間の目の視覚効果によりマスクがある方が映像が締まって見えます。下の図をご覧ください。
桜の花の模様の色は同じですが、黒でおおわれている方が明るく、くっきり見えると思います。これが黒マスクの大きな効果です。専用ルームで映画を見る際、没入感が大切です。映像のコントラスト感が高く、引き締まって見える黒マスクは大きな利点です。
このため、専用ルームでは黒マスクありを選択される方が多くを占めます。